スロベニアは鍾乳洞大国

四国ほどの面積のスロベニアですが、なんと2021年現在で登録されている鍾乳洞の数は14200以上もある鍾乳洞大国で、毎年500個の新しい鍾乳洞が発見されている国です。

鍾乳洞は、文字の通り洞窟で地上とは全く異なる地下世界で、その洞窟の形成は何万年もかかって形成された自然がなせる業です。また鍾乳洞になるには、地表が水に侵食される石灰質な土地の性質がポイントになるので、どの地域でも鍾乳洞ができるわけではありません。偶然にもスロベニアは鍾乳洞ができやすい土地だったようですね。したがって、多くの鍾乳洞が各地に存在します。

その中でもスロベニアのポストイナ鍾乳洞は、スロベニアにある数あるアトラクションの中で入場者数一位で、今まで世界中から38億人が訪れています。またこの鍾乳洞は世界で唯一トロッコで鍾乳洞を観光できますから、楽しみが倍増です。

したがって世界中からお客様が集まり必見で、スロベニア観光アトラクション第1位で見逃せない観光スポットとなっています。

また西部にはクラスという土地がありますが、これは今用いられているカルスト地形の語源にもなった場所なんです。ここにはユネスコ世界遺産に登録されているシュコツィアン鍾乳洞があり、地下世界だとは信じられないほど大迫力の光景を目にできます。こちらは完全徒歩の観光で疲れると思いきや、地上へ上がるころにはその衝撃で活力がみなぎることでしょう。

今はこの二つの鍾乳洞がスロベニアの２トップですが、そのほかにも素晴らしい鍾乳洞はたくさんあります。追って紹介していきたいと思います。

一度日本の皆さんにも見学してほしいですね。