In Slovenia We don’t Say

two white message balloons スロベニアの今
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色々あるSNSのなかでインスタグラムを使っているのですが、最近知ったこのアカウント、

わかるーってクスクス笑っちゃいます。英語ベースで色々説明しているんですけど、直訳するなら、スロベニアでは「Tシャツが破れちゃった」とは言わなくて、「寝るのならまだ大丈夫」と言います。これはいいと思うね。ということです。

よく聞くー、と思うフレーズでそれが何個もアップされていてすごい!面白い!そしてスロベニアだけではなくて、色々な街のアカウントです。例えば、色々取り上げてるイドリアのアカウントもあります。

イドリヤでは「彼女太った」とは言わなくて、「あの子は食べるのが好きだよね」と言います。これはいいと思います。と言っています。これの面白いのは、めっちゃ方言で書いてあるところ。この「i」は食べるの動詞ですが、本来は「je」となって、他の地域でもぜーんぶ方言で書いてあるところが面白い。

そして地域性も出ているので勉強になるし、改めて私外国人だ、と思ってしまって少しセンチになったりもするのですが、面白いので結構フォローしています。

こんなに小さな国なのに結構な数のアカウントでこの地域ではこう言うよ、と言うのをアピールしていて、さすが地域愛、郷土愛が強いスロベニアだ!と納得してしまいます。

方言は隠さない!恥ずかしくない!!

スロベニアあるあるですが、方言は隠しません。あまりにも方言が強すぎて分かり合えないこともあるんですが、(もちろんネイティブ同士なら数回言ったらもちろんわかります)それでもなおす人なんていません。

どこの国でも地域あるあるがあって、ネガティブなジョークイメージがあるものです。でもまーったく気にしない。それでなんなの?と言うことでみんな自信を持っています。ジョークをされても逆に一緒に笑ってます。素晴らしいですよね。

色々な地域の人が集まるリュブリャナでは、ひょんなことから話し方で出身地が一緒、または近くだったりした人にあると盛り上がったり、それが理由で共通の知人が見つかったりと言うことがあります。私はわかりませんが、ネイティブは話し方で出身地がわかるんですね。

でも正直な話、今はインスタを見て笑えるまでになりましたが、外国人にとっては方言は壁です。テキストで正式なスロベニア語を勉強しても誰もその通りに喋らないし、色々な方言、独特の言い回し、ドイツ語が混ざった単語などをガンガン入れて喋られると全然ついていけないんです。ネイティブに言わせれば、ちゃんとしたスロベニア語を話す方が難しい!と言うことです。おそらく自分じゃないような感覚になるんでしょうね。

そう言う私も日本語を教科書のように話したことなんてほぼないですしね。スロベニアで外国語を話す環境にいる私ですが、つくづく言語って人格を、その人を表すんだよなって思います。

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