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ワイン通には知れわたっているスロベニアのオレンジワイン

オレンジワインと聞いて、フルーツのオレンジを使ったワインと勘違いしたあなた!違います(笑)オレンジワインとは白ぶどうを原材料にした、オレンジ色で本当にフルーティーな香りがする辛口ワインです。スロベニアはこのオレンジワインの産地として、ワイン通の方には知られているんです。

その色からオレンジワインと呼ばれていますが、そのネーミングは実は様々。英語圏ではアンバーワインと呼ばれていたりもしますが、スロベニアではオレンジワインに統一されています。

オレンジワインの製法

オレンジワインの原材料は白ワイン用のぶどうです。マセレーションという、すぐに果実と皮を絞って引き離さず、長時間くっついたままで発酵、または発酵後もつけておく製法です。ワイナリーさんの話によると、虫食いがあったり質の悪いブドウでは絶対美味しく出来上がらないそうです。マセレーションをする時間もそれぞれのワイナリーさんによって数日だったり、半年だったり色々なんです。

ただこれは赤ワインでも利用される製法ですし、マセレーションした白ワインもスロベニアでは作られています。やはりぶどうやワイナリーさんのマセレーション期間によって仕上がるワインなんですね。

オレンジワインがスロベニアで作られたのはいつ?

オレンジワインが最初に作られたのは、ワインの産地ヴィパーヴァとクラス地方と言われています。主なオレンジワインの産地にイストラ半島も入っていますが、いまではスロベニアの各地でオレンジワインが生産されています。ワイン界では90年代に人気が出たそうなのですが、スロベニアではとっくの80年代に作られていました!

スロベニアのワイナリーさんも90年代に人気がで始めたときから、本格的にオレンジワインを販売し出しました。

ただこの「オレンジワイン」という名前はスロベニアでできたわけではなく、英語圏のソムリエさんがトップレベルのスロベニアワインに名付けたそうです。ずっと前からあったのに、名前がなかったなんて。まだまだ世界でもオレンジワインは新しい用語なのがわかりますよね。

イストラ半島、またはスロベニア西部にある、イタリアのすぐ近くのまちイゾラではオレンジワインフェスティバルも毎春開催されています。イタリアからも多くのゲストが来て、美味しく高品質なオレンジワインを味わえるんですよ!

オレンジワインの最適な味わい方

スロベニアのソムリエさん曰く、オレンジワインを味わう適切な温度は10~12度。これは白ワインよりも高く、赤ワインよりも低い温度だそう。特に暖かい時は低い温度が美味しいそうです。

味をいうなら、ナッツやフルーツといった甘い香りがしますが、飲んでみるとフルーツビールのような酸味と赤ワインに見られるタンニンの風味があります。

そして食べ物とのペアリングですが、カレー、モロッコ料理、韓国料理、伝統的な和食にもあうそう。酸味もあるので、お肉や魚にもあってしまうという万能選手です。

個人的には、本当に香りが素晴らしく料理に合わせるのは勿体無いような気がもするんですよね。とにかくワインだけでも本当に美味しいです!

最後に。。。

オレンジワインはスロベニアやお隣のイタリアやクロアチアでも作られていますが、なんと元々はグルジアで作られていたそうですね。名前がなくても存在していたこのオレンジワインが日の目を見ています。

スロベニア西部、プリモルスカ地方で盛んに作られていたワインですが、今ではスロベニアのワイン生産地域全てで生産する試みがされています。

スロベニアのワイナリーさんは本当に職人気質で、正直どこのものも美味しいです。ですので、みなさんにもぜひ味わっていただきたいです。