【サカナ広場】リュブリャナ最小の広場

観光スポット

リュブリャナにさかな広場なんてものがあるのか、と思われるかもしれませんが、あります!この広場はおそらくリュブリャナで最小の広場でなかなか観光案内としては回りませんし、おそらくガイドブックにも載っていないところだと思うのですが、この広場の背景が面白いので説明いたします!

漁師さん達の仕事場でした

19世紀に書かれたさかな広場の油絵。パウル・クネルさんの作品です。

ここはもともと漁師さん達の船着場かつ魚市場だったところです。この頃魚は街で一番安く手に入る「肉」で市民も手に入れることができたものだったので、彼らの仕事は大事にされていました。旧市街を突っ切ってまっすぐ行くと、krakovoという所に出るのですが、そこでカニや魚を獲ってこの魚市場で売っていました。

一番古い飾り付けられた家も

この広場、正式な住所はRibji trg2はリュブリャナの中で一番古い装飾が施された家で、門にも書いてあるように1528年に立てられたものです。家主は商人であったウォルフンガング・ボスチェという人で、一時はリュブリャナ市長も務めたそうです。リュブリャナの人は彼の名字を「ポウジュ」、カタツムリという意味があるのですが、と呼んでいたので、この家はカタツムリの家とあだ名されています。

また1562年にはスロベニア語の父、牧師さんで初めてスロベニア語の本を書いたプリモシュ・トゥルバルも住んでいました。

今はこの広場で、Tabarというワインバー、クロブキという山登り用のスポーツ用品店、レストランが営業されています。日陰になりやすい場所なので、日よけにもぴったりです(笑)

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