コロナ禍での病院の対応

コロナ禍での病院の対応

先日3回目のワクチン接種を終えたと報告しまいたが、その甲斐なく家族が感染してしまいました。主人に息子にと相次いでの感染で、私も覚悟していたのですが、奇跡的に一緒に寝食を共にしている私はいまでも陰性で、症状はなく元気100%です。

主人は喉の痛みが出て、のちに一緒に働いている同僚が陽性とわかり、数時間後体のだるさがあったので簡易テストを受けたら陽性。その4日後、息子が39度の高熱を出し検査をしたら陽性となりました。主人は、喉以外は全く問題なく、コロナでなかったら出勤できる状態だったのですが、国が10日間の隔離を陽性者には義務付けているので、苦痛なようです。

一方、1歳になったばかりの息子はワクチンを打っておらず、免疫がないのでかわいそうでした。丸一日39度の高熱でうなされ、喋れないのでどこがどう辛いのかもわからず、親としてはハラハラしていました。翌日熱は下がったのですが、はなやタンが絡んで呼吸が大変で寝付けませんでした。救急外来のお世話になりました。パニックになりかけましたが、スムーズに処置していただき、スロベニアの医療システムに感謝する日々です。

現地だからこそわかる医療状況を少しご説明したいと思います。

検査について

スロベニアではいたるところで簡易テストが無料でできます。それに加え、PCR検査もできる場所があるのです。もちろん病院で行う場合もあります。スロベニアの健康保険証があれば、これらの検査は無料です。

今は職場で簡易テストキットが渡される場合もあるので、多めにもらって家族で検査をして、陽性であればかかりつけ医やコロナホットラインに連絡し支持を仰ぎます。

うちの場合は家族全員、主人がもらってきた簡易テストで検査をしていました。陽性になった二人は、PCRテストを受けるように指示され、主人は病院で、息子は近くの検査場で受けることができました。結果は翌日すぐ受け取ることができました。このPCRテストの結果で、正式にすでに感染したことが証明されることになります。

今は小学校でも生徒たちは検査を行っていますが、この証明書があれば検査は免除になるんです。紙一枚、されど一枚ですね。

診察なしで薬が処方してもらえました

スロベニアでは、子供から大人までかかりつけ医がいます。そのドクターにメールまたは電話で診察の予約をして外来となるのですが、もし緊急の場合やかかりつけ医の時間外は救急外来に連絡するようになります。事態によっては診察不要となることもあります。

今回うちの場合、息子が問題でした。いつも使っている熱どめが効かず、かかりつけ医に電話。様子を見るようにと言われたのですが、折り返し電話がかかってきて、もう一段階強い熱どめを処方しておいたとの連絡。

あとは健康保険証を持って最寄りの薬局へ行くだけ!余計な病院でのやりとりは一切なしです。コロナが原因の発熱だったこと、生後1ヶ月検診から見ていただいている先生だからこその判断だなと思います。

こんな時わざわざ病院に行くよりはよっぽどいいです。

様々な手続きはオンラインで

主人の場合は病欠となりますが、その場合医師の診断書が必要です。彼のかかりつけ医はリュブリャナ勤務ではないのですが、問題なし。メールや電話で事情を説明し、必要な検査結果などを送ればドクターが診断書を出してくれるのです。

コロナ禍で、症状があってもなくても10日間は出勤できない人が多く出てくるので、こういうシステムが構築されました。寒い中わざわざ病院に行く手間が省けて本当に効率がいいなと感心です。

健康保険の大切さ

しかし、これらができるのも全ては健康保険のおかげです。これに加入していないと本当に大変です。私は学生ビザで最初スロベニアに滞在していましたが、「スロベニアで利用できる健康保険に入っているか」がまず条件に入っていました。

外人ですし、日本はEU加盟国でないので、本当に手続きがめんどうでしたが、今はスロベニア人と同じの保険があるので、本当に楽です。多くの治療はこの保険が賄ってくれているので、払う税金など高いのですが、ありがたく思います。

もちろん病気になるに越したことはないのですが、病院のお世話にならないことはないですよね。日本もですが、コロナ禍で医療体制が整うことを祈ります。

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