ラベルは赤でリュブリャナのシンボル、ドラゴンがしっかり刻まれています。アルコールは4,9%でビール党の著者に言わせると、日本のビールよりも美味しいくらい。リュブリャナ はもちろんスロベニアのレストランやバーでこのunionビールを置いていない場所はありえません。
UNIONビールの歴史
このビールが生まれたのは19世紀のこと。ピーター・コスレルさんによって作られました。今もあるビール工場、PIVNICA UNIONが1867年に稼働し、それ以来美味しいウニオンビールを作っています。
彼はスロベニアで最初のスロベニアの地図を書いたことでも著名な地理学者で、ドイツ系のルーツがある方。スロベニアでは裕福な方のご家庭に育ったそうです。兄弟と一緒にビール工場経営を始め、売上は伸びて1909年、UNIONが誕生しました。スロベニア国内だけではなく、イタリアやオーストリアでも販売していたそうです。
美味しさは国境を越えますよね!
しかし、このウニオンは最初にはラシュコ(グリーンラベルのスロベニア産ビールです)に売却され、今はハイネケンの傘下に入っています。
おすすめのUNIONビールは・・・
UNIONビールはラガービール(日本でいう麒麟みたいな感じ)とアンフィルタービール(Nefiltrirano pivo)が2トップ。私はラガーも大好きだけど、生ビールで飲むならアンフィルタービールがおすすめです。
実際ビール工場兼ビアガーデンのPivnica Unionへ行けばビールにピッタリの料理や様々なウニオンビール(黒ビール、アルコール度数の高いビール、IPAなど)が楽しめるんです!しっかりノンアルコールビールもありますので、アルコールを控えている方もご安心を。ちなみにノンアルコールビールは普通にスーパーでも販売していますよ。
スロベニアでは一年中ビールシーズンです(笑) ですから売り切れなど心配せず、ぜひリュブリャナ 生まれのUNIONビールを楽しんでください。
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