2021年新たなコロナ規制でクリスマスマーケットが閉店に!

スロベニアの今

ハッピーディッセンバーのスロベニアで11月26日にはイルミネーションが点灯し、クリスマスマーケっとがオープンしていましたが12月3日、コロナ感染者の増加を受けクリスマスマーケットは無しとなりました。正直がっかりです。

去年の今頃は門限があったスロベニアです。なんと21時から6時まで外出禁止で、今年こそは「普通の」楽しい12月を楽しめると思ったのに一体どうして。タイミングも最悪な気がします。しかも変なのは、屋台やアートを売る出店はダメだけど、焼き栗だけは販売OKというなんとも謎なルールなんです。

もちろんホットワインやホットジンを出したら人が集まって騒ぎ出してしまうかもしれないけど、PCTを満たしていれば問題ないのではと思ってしまいます。しかも外で行うことなのに。

今スロベニアでは、PCTと言って、感染済み、ワクチン接種完了、検査で陰性のいずれかの証明がないと飲食店やショッピングモールなどへ出入りできません。

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秋口からスロベニアだけではなくヨーロッパでコロナウイルス 感染拡大が広がり、しかも新たな株オミクロンも出てきて緊急対策が取られています。

お隣ドイツやオーストリアでは?

スロベニアよりも先に、ドイツでもクリスマスマーケットは禁止、そしてワクチン接種を完了してない人のたちの行動規制が強められ、事実上のワクチン接種義務化が進められています。しかしここは自由なヨーロッパ。

お隣オーストリアは11月22日から20日のロックダウン中です。その後ワクチン接種者のみ行動が自由になるそうです。そして2022年の2月からはワクチン接種を義務化するよう政府は動いています。しかし4万人以上が義務化反対のプロテストをウィーンで行っていて、荒れている印象です。

まだ新種のウイルスのワクチン接種を受けないと行動が規制されるなんて、人権侵害と主張する方々がいるのですね。

スロベニアのワクチン接種率

person getting vaccinated
Photo by Gustavo Fring on Pexels.com

専門家はワクチンを打つことが感染拡大を防ぎ、もし感染した場合でも重症化のリスクが減る効果があるといっています。しかし12月3日の時点で人口の55%だけが接種完了済みという状態です。58%の人は1回目完了していますが、本当にワクチンを一回も受けていない人が多いと驚いています。ちなみに312800人の方が3回目の接種を終えています。

著者の周りでは多くの方がワクチンを接種しましたが、やはりワクチン反対または面倒くさいという感じの方もいます。冗談ではなく、一回感染すれば免疫ができるから、ワクチンよりそっちのほうがましという極端な方もいるんです。

私は科学の力を信じるほうで、早く集団免疫を獲得してこの事態を終わらせたいと思っています。

5歳から11歳の子供へもワクチン接種可能に

スロベニアでは去年と今年の9月から12月のデータをみると子供の感染率がおよそ10倍に増えてしまったのです。これまで80人の児童がコロナウイルス感染のため集中治療を受けていて、そのうち49人に多臓器炎症症候群や心筋炎などの合併症がみられたそうです。健康でスポーツなどをしている活発な子供でもこのようなケースがあったり、最年少は生後4ヶ月の赤ちゃんで、最年長は18歳のお子さんがこのような合併症を引き起こしたそうです。

来週には5歳から11歳までコロナワクチン接種が可能になるといいなと小児科医は思っています。繰り返しますが、ワクチンを打って集団免疫をつけることが事態を終息させるからです!

最後に:

個人的にいうと、ワクチンを打って国のルールに従い証明書を持ち歩き、手も消毒するしマスクもきちんと鼻までしているので、そういう人たちが我慢する必要はないのではと思います。

そしてワクチン接種はスロベニアでは保険がカバーしてくれるんです。高熱が出た場合の対応もいたってシンプルですし、複雑な心境です。

クリスマスマーケットに関していえば、ワクチンを打ってない人のみ参加禁止というのがフェアだなと思うのです。

毎年毎年感染者は出るでしょうから、感染者数だけを見ないで欲しいですね。あまりにも厳しいと本当に経済や精神的に悪影響ですからね。

 

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