スロベニアでどのくらい英語は通じるのかについて

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ヨーロッパでは英国を除き、標識や駅名などその国の言葉で書いてあることが多く、スロベニアも例外ではありません。ですがだからと言ってスロベニア語を話さないと行けないわけではなく、観光客にはスロベニア人は大多数が英語で声をかけてくれます。率直に言って、英語上手です!

英語がわかればスロベニア旅行は問題なし

見出しにある通り、英語がわかればスロベニア語がわからなくても一切問題はありませんのでご心配なく。観光業についている人は皆さん流暢な英語を喋れますし、親切にしてくれます。

たとえスロベニア語で声をかけられたとしても、I am sorry, I do not understand Sloveneとかなんとか言えば、すぐ切り替えてくれます。とにかくゆっくり、恥ずかしがらず喋れば絶対コミュニケーションできます!

いまでは懐かしい貴重なスロベニアでの初々しい観光客時代

私はスロベニアで最初は交換留学生で1ヶ月滞在し、その2年後リュブリャナ大学に入学したわけですが大学でも行くお店でもどこでも英語で話しかけてもらっていました。

おそらくこの外見なので、100%スロベニア人には見えませんから当然のように英語で話しかけてくれたのですよね。もう住んで10年になりますが、いまでもよく空港へ向かうシャトルバスの運転手さんやウェイターさんたちは英語で話しかけてくれます(笑)

そう言う経験ばかりをスロベニアでしていたので、初めてボスニアへ一人旅したときはびっくり。言った場所も場所で田舎の方へ行ったこともありましたが、英語が皆さんボロボロで非常に焦りました。ヨーロッパに行けばみんな英語がわかると思っていて、大学生の時一生懸命勉強したのにあれーというショックに見舞われました。

また日本だと笑顔で対応してくれますが、タクシーの運転手さんはじめいろいろな人が真顔でボスニア語を喋られると、怒られているような気持ちになったりして無駄に冷や汗ものでした。

バスの時刻表も意味がわからず、とにかく現金があるかどうかを確かめて旅したことが懐かしい(笑)

話が逸れましたが、言いたいのは英語は世界共通語ですが、スロベニア人にとっても他の人にとっても英語は外国語に代わりはありません。行く場所によっては英語ができない人がいるのは当然ですし、ネイティブのように発音できなかったり、間違って当然です!しかし大事なのは一生懸命伝えようとすること。

私はボスニアの人たちとデタラメ英語で楽しく旅ができましたので、恐れずにバンバン喋りましょうね!

スロベニア人が英語が上手な理由

とは言っても、スロベニアで旅行をする分に英語ができない人に会うことは稀。職業履歴書でも「英語ができる」と書いてもあまり価値がないほどできて当たり前の空気がありますね。以下は私が思うことで、科学的根拠はありませんがみんな英語が上手な理由を4つ列挙したいと思います。

⒈学校が厳しい

happy students raising their hand in a classroom
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今は8歳、小学校2年生から英語学習をするのですがしっかり読み、書き、聞き取りも学びます!学校の試験も口頭試験と筆記試験があって点数が低いと本当に落第するのでしっかり勉強する必要があります。

また高校が終わるとき、マトゥーラという全国共通試験があるのですが、英語、数学、スロベニア語(日本でいう国語です)は必須科目で、英語の場合は英語で一冊課題図書を読む必要があり、それに対する質問は口頭試験で行われそれも全部英語です。先生もハイレベルだし、本当にしっかり勉強しないと次へいけないんです。

また大学へ行けば教科書も英語になることが多いです。文系理系とわずそうなります。英語がわからないともはや大学も卒業できないんですね。

⒉ 吹き替えが少ない!

crop woman setting up microphone before podcasting
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また最近は子供向けのアニメは吹き替えが見られますが、昔は全て字幕。ディズニーなどのアニメを字が読めない小さい時から字幕で見ていたなんて。しかし聞くところによると字を読めないので、ただ絵を追っている感覚で知りたいと思ったときに、大人たちに「どう言う意味なの?」と聞いていたそう。

しかしそうするうちに外国語がわかるようになるそうです!おそらく母国語が勝手にわかるようになるプロセスなのか、「本当に英語は苦労しなかったね」と良く聞きます。しかしそれは小さいときの話で、年を行くと文法、単語と地道な努力をしないと外国語は身につかないのはスロベニア人でも同じです。しかし小さい時に身につけた「感覚」があるといきなり0から学習を始めるよりはスムーズにいきそうですね。

⒊ 映画や音楽で学ぶ

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吹き替えとダブりますが、たくさんのアメリカハリウッド映画やテレビドラマがスロベニアでは放送されてきていて、みんなネイティブの言い回しや生きた英語をたくさん聞いているように思います。

また、Netflixなどでも今は大量にいろいろな世界の作品が視聴できますが、まず字幕でスロベニア語というのが限られているのでオリジナル言語で聞き、字幕を英語にしてみる人が結構います。

ラジオでは今でもたくさん英語の曲がかかったりしますし、みんなかしこまって机にかじりついて勉強するばかりではなく、自然と英語に触れ合う時間が多いのかもしれません。

カラオケなんかでは、割とみんな英語の曲のレパートリーが多かったりしますしね。

⒋ スロベニア語が難しい

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スロベニア語はスラブ語グループに属します。まー、ややこしい言語で難しいです。いろいろ複数、単数、双数の決まり、動詞の変化や格変化、女性、男性、中性名詞など英語にない決まりがたくさんあります。従ってより英語の文章をよりシンプルに組み立てられるのかもしれません。

ですが例えば冠詞のa, theはスロベニア語にはないし、時制も英語の方がグッと複雑ですので、やはり語学は地道な努力の積み重ねしか上達方法はないんですね。

最後に!

カタコト英語でもスロベニアの旅は大丈夫です。スロベニアの人たちにとっても英語が外国語ということを忘れず、堂々と話しましょうね!

欲を言うならカタコトでも大丈夫ですが、現地の人とより楽しく、深い会話も楽しめるはずですので、がんばって英語をブラッシュアップしたらより旅が楽しくなることは間違いありません!

1日1単語勉強覚えたら、1年で365語になります!不可能はありません!一緒に頑張りましょうね!!

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