【コペル】スロベニアのアドリア海岸の首都

観光スポット

お隣クロアチア程ではありませんが、スロベニアもアドリア海に面しています。その海岸にある街で一番大きな街がコペル(Koper)です。

この街はイタリアのヴェネチア帝国の支配を13世紀から18世紀にかけて、およそ500年受けていて、旧市街の街並みもヴェニス風です。そしてこの500年の間、経済的にも文化的にも繁栄しました。また住所や標識はスロベニア語とイタリア語で表記されていて、本当にイタリアにいるような感じになることと思います。また、地理的にもイタリアに近いので、皆さんイタリア語が上手(羨ましい)。

そして、コペルはスロベニアで唯一商業港がある場所で、ヴェネチア帝国後のスロベニアの経済を支えました。とても商業的な雰囲気も漂う街です。

コペルの見逃せない見どころトップ3!

旧市街が一番の見どころ。ヴェネチア風の建築、雰囲気、所々に見えるイタリア語なんかも興味深いものがあると思います。

① ベルタワー

コペルへ近づくと、高さ54メートルあるベルタワーは、電車からでも道路からでも見えるコペルのランドマーク。12世紀に建てられ、ローマ人の要塞の特徴がみられます。今の様子に落ち着いたのは1664年のこと。それ以来、礼拝目的として利用されていたそうです。

204段の階段を上ると、コペルのパノラマ景色が満喫できます(景色を見渡すポイントは高さ43メートルです)。

入場料は5ユーロです!

② プレトリアン宮殿

プレトリアン宮殿は、旧市街のチトー広場の南側に建てられた、エレガントな宮殿です。13世紀に建てられ、今の外観になったのは15世紀になります。従って、後期ゴシックルネサンス様式とゴシックヴェネチア様式になっています。

外側のバルコニーや階段、外壁の彫刻や紋章など、とにかくエレガントです。一階は観光案内所や昔の薬局があり、2回には市議会会議室などがあります。

入場料は5ユーロとなっています。

中に入れなくとも、ぜひガイドさんに外側からでもガイドしていただくと、コペルの歴史がとってもよくわかるはずです!

タヴェルナ(聖マルコ倉庫)

17世紀に建てられた塩の倉庫、タヴェルナ。ここではマーケットや展示、様々イベントが行われている活気ある場所です。時期によって色々な催し物が楽しめます。

そもそもこの様な大きな倉庫が必要になったのは、コペルが塩の独占輸入権を1182年に獲得したから。ヴェネチア帝国が、近隣諸国と紛争してた頃、コペルは彼らに忠誠を示した恩恵に、イストリア半島、クロアチアのプーラからイタリアグラードまでの塩輸入権を29年に渡り手にしたのでした。

そばの通りをぶらぶらするのも本当に楽しいですよ‼️

カフェトリグラウもおすすめ

このタヴェルナの近くにカフェトリグラウがありまして、ここはおすすめです!美味しいコーヒー、ケーキなどのスイーツもあって、可愛い雰囲気で楽しめること間違いなしですよ。

コペルに行きましょう!

書き切れないほど見どころはあるのですが、街の足を踏み入れゆっくり歩いてみるのもおすすめ。

スロベニアの小さなアドリア海岸の街をぜひ楽しんでくださいね!

 

 

 

 

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