2022年のリュブリャナのクリスマスイルミネーション

現地レポート・ブログ

やってきました、ハッピーディッセンバー。今年は比較的と雨や曇りが続き、11月よりもぐっと寒くなった印象です。しかし、それを振り切るがごとく、リュブリャナは例年よりも早い11月25日、11月最後の金曜日にイルミネーション点灯式が行われ、街はきらびやかに様変わりです。

リュブリャナローカルの間では、この点灯式が終わったら「クリスマスツリーを飾ってもよい!」といういわれがあるそうで、12月前から今年はツリーを飾るお家がたくさんですが、我が家は乗り遅れました。

さて今年はどんな感じになっているのでしょうか?

クリスマスツリー

市庁舎中庭のクリスマスツリー

市庁舎前の様子

今年もリュブリャナには本物のスプルースのツリーが置かれました。まず、10本の大きなツリーですが、プレシェーレン広場に置かれたツリーは高さ17メートル、飾られた電球の長さはなんと10キロメートル、そして重さは5トンのゴージャスさ。市庁舎前、とそのギャラリー、リュブリャナ城、一番古い広場の前のレウスティック広場、刑務所があったポッドトランチョ、フィゴヴェッツ前、マラウリッツァ、スロベンスカツェスタ周辺、そして今年は初めてムラディンスカ広場という場所にも大きなツリーが飾られました。

79本のミニツリーも街を彩ります

さらにゴージャスなのは、12月が終わった後森に返される背の低いスプルースツリーが旧市街中に79本も飾られているんです。飾り付けはリュブリャナ市内の小学生やリュブリャナ市民の協力でなされています。デコレーションは捨てることなく、きれいなものはリュブリャナの人道支援団体へ寄付されます。

クリスマスネイティビティー

これはキリスト降誕場面を再現するアート作品で、クリスマスツリーの下に飾られたりします。しかしリュブリャナにあるのは藁でできた、実物大のネイティビティー。迫力満点です。

クリスマスイルミネーション

プレシェーレン広場に続く通りの様子

プレシェーレン広場

今年は、およそ50キロメートルの長さの電球、48個のランタンが使われ、その通りや広場ごとに色々なテーマがあります。ただ、すこし理解が難しい数式だったり、生命の起源をかなりダイレクトに表現したものだったり、本当にすこし風変わりなものがあれば、宇宙や海を連想させるようなお魚のモチーフがあったりとリュブリャナ独特の風景が楽しめるはずです。

クリスマスフェア

川沿いを中心に屋台がずらっと立ち並ぶクリスマスフェアも楽しみの一つ。ホットワイン(一杯2.5~3€)や焼き栗、クレープや軽食、かわいいジュエリー、雑貨、お菓子、マフラーや帽子、手袋の小物たちが販売されています。

可愛い電球が飾ってある屋台が川沿いにずらっと並んでいるだけで雰囲気があります。コロナの感染者数は増えていますが、もうマスクをしたり神経質になっている様子はゼロです。この時期は特にヨーロッパからこのクリスマスの様子を見に訪れる観光客が増えていて、まさに町はお祭り騒ぎ。

ぜひ皆さんもリュブリャナに年中通して遊びに来てくださいね!

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