クリスマスに売られる物

スロベニアの習慣

後2週間後にクリスマスですね。スロベニアではイースター休暇に次いでこの休暇中多くの家族は一堂に集まります。学生は実家に、家族がいる家庭はそれぞれのお家へご挨拶に行ったりするなど団欒のひと時を過ごします。

家の中はもちろん、外もドアにリースを飾ったりお庭の草木にLEDライトをつけて華やかにしたりといろいろな変化が見えます(私のうちはツリーは飾りましたが、今年は家の外までは気が回りませんでした)。

スプルースツリーの販売が目立ちます

私初めてスロベニアに来た頃には見なかった光景だと思うのですが、青空市場、スーパーマーケット、お花屋さん、またホームセンターなどで本当に目にするのがこのスプルースツリーの販売です。

そのまま本物の木を切って、専用スタンドに立ててます!ちなみにここで売られているのは一般的に言われるもみの木ではなく、スプルースという木。

木の間を通るとわかるのですが、独特の爽やかな香りがします。したがってお家の中も自然な香りで満たされるわけですね。140cmで大体25€くらいするでしょうか。一般的なプラスチックのものは新品で100€くらいするので、コスパ的にはいい勝負。

ただこの木、香りはいいのですが葉っぱがパラパラと落ちたりするので掃除が少し大変になるようです。

木をこんなに売って環境問題的にはいいの?

リュブリャナの市内にはこのスプルースツリーがすでに79本も飾られています。中には木を12月に売るために伐採だけして環境に良くないのでは?と懸念される方もいると思います。しかし、森林管理において木をそのままにすること逆に良くなく、時には木を切る場合も必要だそうです。

そしてこのスプルースの木は成長がすごく早く丈夫な種類で、もしお庭に植えたらあっという間に成長してしまうそうです。またリュブリャナ市内の木はデコレーションが終わったら植えも出されるものもあります。

どこに行ってもツリーが売っていてすごいとは思いますが、クリスマスはスロベニア、ヨーロッパの伝統ですからね。少し経過を見守りたいと思います(笑)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました