クロアチアがユーロ使用導入そしてシェンゲンエリアになりました

旅のtip!

クロアチアは、スロベニアの東隣の国で団体様はもちろん個人のお客様でもスロベニアとセットで御旅行される方がいる観光大国であります。

このクロアチアが2023年、€通貨を導入しシェンゲンエリアに加盟したことで、日本の皆さんにとっては旅行しやすい国となったことは間違いありません。大きな二つのニュースを簡単に解説したいと思います。

ユーロ導入

以前スロベニアの通貨はクナといわれる通貨でした。国境を超えるたびに両替が必要で、その時の手数料に心が痛んでおりましたが、もうクナとはお別れです。1月1日からクナが導入され、1月15日までにはすべての支払いが€になります。

私のクロアチアのお友達もユーロには否定的でした。というのも、通貨が変わると一時的か、またはずっと続くか、物価が上昇するという現象が起こります。コロナ後またロシアとウクライナの戦争の影響で、世界的にインフレが上昇している中、少し国民のみなさんの心配が膨らんでいるのでしょうか。

しかしクロアチア国外の人たちと、仕事だったりでかかわる人にとっては間違いなくユーロ導入はプラスになるはずです。私個人としてもとー--ってもうれしいお話でありました!

シェンゲン協定に加盟

まず日本の皆さんはシェンゲンっていったい何?と疑問に思われている方が多いですよね。

このシェンゲン協定とは、シェンゲン協定に加盟している国々を移動する場合に、審査なしで国境を超えることが許される協定です。簡単に言うと、シェンゲン協定国内を移動する場合、空港であろうと道路であろうと、入国審査がいらなくなるんです。つまり、面倒くさいパスポートチェックがいらなくなるのです。

入国審査は最初に入国する国のみに

スロベニアへの直通便はありませんので、皆さんはこれまで通りどこかの国を経由してスロベニアへ来るわけですよね。

もし、日本からイタリア経由でくる場合、イタリアで最初の入国審査が行われます。そこからスロベニアへ来る場合は入国審査はありません。スロベニアからオーストリア、またはクロアチアへ移動するときもパスポートチェックはなしです!

2023年現在、このシェンゲン協定に27国が加盟していて、我がスロベニアはこのシェンゲン協定にすでに2007年に加盟しています。

お隣イタリアやオーストリア、そしてハンガリーもすでにシェンゲン協定に加盟しており、移動はとっても楽でした。スロベニアではイケアができる前、週末イタリアのイケアはスロベニアナンバーの車でいっぱいでしたし、オーストリア国境付近に住んでいるスロベニア人の方は、オーストリアへ仕事に行くのもとっても楽なわけでした。

すでにスロベニア人がクロアチアに移動するとき、パスポートはいらず、身分証明書のみで十分でしたが、シェンゲン協定に加盟していなかったために、バス移動、自動車移動、電車移動、すべてにおいて国境で一時停止し全員が入国審査を受けていました。

観光シーズン、夏休み、冬休み、もうこの審査の待ち時間が苦痛でした。国際電車で移動する場合も、この入国審査で送れたりすることがあったのですが、このシェンゲン協定加盟でこの苦痛とはさよならです!

旅をもって楽にたのしめます!

2023年、より旅行を楽しめる要素がまたプラスとなりました!移動がとても自由になるのはとてもうれしいニュース。

スロベニアはもちろん、クロアチアやイタリア、ハンガリーなど色々な国を旅するのにさらに自由になるはずです!

みなさんに2023年お会いできるのを楽しみにしております!

今年もよろしくお願いいたします。

 

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