【保存版】スロベニアを訪れるべき7つの理由

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まだまだ認知度が低いスロベニアですが、魅力がたくさんある国であることは間違いありません。訪れてくださった皆さんが思いのほかいいところだったという感想を残してくれて、とてもうれしい限りです。

遅すぎますが、ここでスロベニアを訪れるべき理由を大公開します!

見どころがたくさんのスロベニア

人口およそ200万人の小さなスロベニアですが、過去にはローマ帝国、イタリア(おもにベネチア帝国)、オーストリア、そして旧ユーゴスラビア諸国の影響を受けてきて、とてもダイナミック歴史をもち、各都市にはその名残がのごっていてまさに「初めて知った!」「へー!」といった刺激をたくさん受けることができるたびになることは間違いないはずです。

美しい景観はもちろん、自然もとても素晴らしいですし、その国の小ささから移動も比較的楽です。最高でも4時間あれば車でスロベニアの隅々まで行くことができます(片道の場合です)。それではスロベニアを訪れるべき理由を説明していきます。

その① 他のヨーロッパの国との旅行が簡単

著者が書いた地図です

スロベニアは南から東にかけてクロアチア、北はオーストリア、北東部はハンガリー、そして西はイタリアに囲まれています。陸続きになっているので比較的簡単に隣国へ移動できます。

隣国はもちろん、ドイツ、セルビア、ボスニアなど様々なヨーロッパ諸国へ直通のバスや飛行機も飛んでいて、その移動時間は短いのです。

例えば、お隣イタリアのトリエステへ行くには車で1時間、リュブリャナからベネチア行きのバスも出ています。

車でオーストリアのグラーツまで2時間強、ウィーンまで4時間ですし、お隣のクロアチアは、シェンゲンエリア協定に入っているので、もうパスポート審査なしで車、バス、電車で移動できます。

特にイタリアとクロアチアは、

  • トリエステ→リュブリャナまたはピラン
  • ザグレブ→リュブリャナ

といった日帰り旅行を計画することもできます。

以前はザグレブ→ポストイナ鍾乳洞の日帰り旅行を行ったお客様もいました。したがって、色々な国と組み合わせて日帰り旅行までできちゃうのです!

その② 一国で3つの気候を満喫

日本の四国ほどの面積しかないスロベニアですが、大陸性気候、アルプス気候(正確にはセミアルプス制気候)、そして地中海性気候(セミ地中海性気候が正確です)の3つの気候があります。

大陸性は日本の本州と同じ気候で、スロベニアの大部分がこの気候に属しています。リュブリャナもこの気候です。

アルプス気候地域の見どころ

ゼレンツィの景色

アルプス気候はスロベニアの北西部になり、クランスカゴラ、ブレッドやボヒンなどがこの一部に入ります。たくさんのスキー場があり、毎年3月にはスキージャンプのワールドカップがありますので、日本の選手は何度もスロベニアへきています。

またその名の気候通り、アルプスや高い山がたくさんありますので、夏は特に登山、キャンプ、川遊びなど、たくさんのアクティビティーで活動的な休日を送ることができます。

この地域に入ってくると、その壮大な山の自然に大感動します。夏でも冬でもとってもきれいです。その気候、自然環境から酪農がさかんでボヒンチーズをはじめとするたくさんの乳製品がおいしい地域です!

地中海性気候の地域の見どころ

ピランの風景

地中海性気候は、スロベニアの南西部、イストリア半島当りになります。ハイビスカスやオリーブの木など植物から景色からがらりと変わります。スロベニアは最北端のオリーブ生産地で、テイスティングツアーも行っているんですよ。

またたくさんのワイナリーさんもあって、スロベニア産赤ワイン、白ワイン、オレンジワインの産地でもあります。もちろんそれぞれお土産として購入可能ですし、テイスティングツアーもあります。

スロベニアの海岸はおよそ42キロと非常に短いのですが、アドリア海に接しているピラン、コペル、イゾラなどの街はまるでイタリアにいるような開放的でおしゃれな雰囲気です。

そしてシュトゥルニャンという街は塩づくりが有名で、ピランソルト製品(スロベニアのお土産代表で、食用やコスメなど色々な製品があります)もここから生まれました。

夏は海水浴で本当に多くの人々がつかの間の夏を楽しみます。またスロベニアの世界遺産シュコツィヤン鍾乳洞も車で一時間もしないで行くことができます。著者も書いている間に行きたくなってしまいました。

その③ 美食の国

実は美味しいものがたくさんあるスロベニア。気候もいろいろなので、おいしい野菜、お酒、デザート、おつまみ、コーヒーにお茶なんでもあるのが事実なんです。

ワイン、チーズ、生ハムならイタリアやフランス、ソーセージやビールだったらドイツというイメージがありませんか?

スロベニアのおつまみプレート

スロベニアでは今あげたものは全部国内で生産していて、ワインにおいてはわざわざイタリアからバスでワインテイスティングフェスティバルツアーが組まれるほど、質がいいものを生産しております。

生ハムをはじめとする様々な種類のサラミ、ソーセージもスロベニアは美味しいですし、チーズをはじめとする乳製品にしても、酪農家の方たちが精魂込めて生産している質の高いものがたくさんあります。

そして多くの方がコメントを残してくださるのが、パンです。ホテルの朝食やレストランででてくるもの、お店で買うもの全部パンがおいしかったといわれる方が多いのです。

スロベニアには黒いパン、白いパン、そば粉が入っているもの、トウモロコシの粉で作った黄色いパンなど、種類がたくさんあります。日本でおなじみの食パン、フランスパンよりは断然こういったスロベニアのパンがここでは多く食べられます。

こういった質の高い美味しい食事は、スロベニアでも少し高めの価格設定ですが、同じものは他の西側ヨーロッパに比べれば安めなので、ゆっくりメイドインスロベニアの食材で作ったものを楽しんでほしいです。

その④ 治安が良いので安心して観光できます

安全面はとても大事な旅の要素だと思いますが、女性のソロトラベラーにとっても、とても安全な国だと思います。

それは街に入ったらわかると思うのですが、まず清潔でごみをガサガサあさっている人や野良犬や野良猫がほぼゼロです。したがって街がとっても清潔でクリーンです。

そしてストリートチルドレンやしつこく観光客に付きまとう物乞いの人々もほぼゼロなので、気持ちがとても楽になると思います。

ただし、だからと言ってスロベニアが完ぺきなわけではなく、旅行者の方はスリや置き引きの被害にあいやすいです。よいカメラ、ガジェットを持っている方は要注意なので、最低限の注意は必要ですが、他の国に比べれば安全に旅できることは間違いないです。

その⑤ 誠実なスロベニア人

旅行中、レストラン、宿泊先、お店などで多くのスロベニア人に出会うと思います。私のスロベニア人の第一印象は「怖い」でした(笑)

例えば日本だったら多くの人が口調が優しく笑顔で接してくれるし、ラテン系の国だとその言葉の響きや親しみやすさがあふれ出る感じで接してくれる印象ですが、スロベニア人はあまり笑顔がないし、その口調も強めに聞こえてしまってそういう印象になってしまったのだと思います。

しかし、口調はそういうものですし決して怒っているわけではないし、笑顔がないのもそういった習慣だからで嫌々働いているわけではありません(中には仕事嫌いな人もいるでしょうが)。

しかし、道をきけば答えてくれるし、ヘルプを頼めば助けてくれます。しかもだますことなく!

その⑥ ショッピングが楽しい

これは最近の傾向で、以前はお土産屋さんなど旧市街にあったものの、可愛いもの、デザインがきれいなものが少なかったのですが、いまはパットきれいで可愛いものがたくさん販売するようになりました。

お土産定番のはちみつにしても、ミニボトルで販売していたりきれいなレースの商品も現代のファッションにも合う商品が続々と出てきています。ポストカードにしても、写真だけのものだけじゃなく、スロベニアのイラストレーターさんが手掛けた味のあるイラストが出てきたり、なんとも華やかです。

また、可愛い雑貨屋さんも旧市街にでてきてうれしい限りです。ぜひ記念の一品を購入していただきたいですね。

その⑦ 自然が素晴らしい

スロベニアは地下も地上も美しいです。地下はもちろん鍾乳洞のこと。毎年毎年新たな鍾乳洞が発掘され、カルスト地形という名前の由来にもなった土地なので、その鍾乳洞は世界レベルで圧巻です。

そして地上に出ればアルプス、山々、湖、海もあってその自然を見るだけではなく、まさに一緒に楽しめるアクティビティーも幅広く観光客の方にオファーしています。なにもダイビングやスキー、カヤックなどアドレナリン必要なスポーツを無理して試す必要はなく、サイクリングをしたり、お散歩をしたり、ちょっと湖に足を入れたり、たくさん自然を楽しむ方法はあります!

ぜひ日常の忙しさを忘れて、大きな自然に身をゆだねましょう!

 

スロベニアへ行きましょう!

どうでしたか?興味を持っていただけましたか?ぜひ、皆さんの行きたい国リストにスロベニアを追加してください!

* この記事の写真は全てピクセルのものです。

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