スロベニアが誇る遺産、シュコツィヤン鍾乳洞

シュコツィヤン鍾乳洞は1986年11月28日にスロベニアでユネスコの世界自然遺産に指定された鍾乳洞です。

皆さん地理などでカルスト地形という言葉を習いますよね?これ、まさにスロベニアのシュコツィヤン鍾乳洞周辺の地形、クラスという言葉が語源なんです。ドイツ人の地理学者が命名しました。もともとスロベニアは鍾乳洞が多い国ですが、このシュコツィヤン鍾乳洞は圧巻です。自然はもちろんですが、考古学遺跡としても大切な場所です。

また1999年ラムサール条約で、地下の湿地地帯として国際的に重要な湿地のリストに登録されました。2004年にはシュコツィヤン一帯がカルストの生物圏保存地区としてユネスコの人間と生物圏(MAB)プログラムに登録されています。

シュコツィヤンの洞窟システムは多くの洞窟、小道、洞窟の天井が抜け落ちてできた渓谷、自然の橋、陥没穴によって成り立っています。この壮大な自然構造はレカ川によって形成されました。レカ川はだいたい50キロメートル地上を流れ、そのあとカルスト地形の地下を流れ、もう一度イタリアのトリエステ湾近くのティマヴォの泉で地上に流れてます。この豊かな自然遺産は地下生物、地上の乾燥したカルストの牧草地も含まれます。

洞窟内の様子

スロベニアは鍾乳洞大国なのでぜひ、スロベニアに来たら行って欲しい場所です。日本では見ることができな大自然を満喫して欲しいと思っています。まず特出すべきは地下にある巨大な峡谷です。橋の上からみる壮大な川の流れや、音は実際にその場に行かないと味わえない空間です。しかも鍾乳洞はどんな天候・季節でも一定した環境で満喫できますので、万が一悪天候だったとしても、少なくともスロベニアの見所はしっかり満喫できるわけです。

終盤で見られる石灰石の階段。全部自然が織りなせる技ですね

観光ルートは主に3つありますが、1番人気は地下にある渓谷をみるツーリストパス1。およそ1時間半かけてアップダウンがある洞窟内を、グループで専門ガイドさんと一緒に歩きます。普通は英語、スロベニア語、ドイツ語、イタリア語のグループに別れて観光することになります。混雑する時期は春と夏です。

ポストイナ鍾乳洞と違って、90分のツアーは全て徒歩ですし、一切の撮影は禁止されているのが残念ですが一見の価値がある鍾乳洞です。

*写真はシュコツィヤン鍾乳洞の公式ウェブサイトから引用させてもらいました。

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