国家の日(Dan državnost)に向けて

Dan državnostiは直訳国家の日で、6月25日のスロベニアの祝日です。1991年のこの日、スロベニアは旧ユーゴスラビアからの独立宣言をし、正式にスロベニアという国家になることになりました。まあ正式には6月26日が正式な独立宣言日なのですが、実際に25日に独立に際する行動が始まったということで25日が祝日となっています。そして今年、2021年は独立から30周年を迎えるスペシャルイヤーです。

悲願の独立

スロベニアは1991年に独立するまで国家になったことない、若い国ですが何度も存続の危機にあった国だと思います。もともと15世紀からオーストリア帝国(オーストリア=・ハンガリー帝国)に500年の支配を受け、その後南スラブ人の国、ユーゴスラビアの構成国の一つとなったわけですが、その度に自国の言語存続の危機や権利の不平等さを体験して来ました。

第一次世界大戦中に、ユーゴスラビア建国のアイデアがありましたが、スロベニアの中ではオーストリアにつくか、ユーゴスラビアになるかの議論はあっても、独立して国になるという議論はなかったんですね。スロベニアは不平等、貧しさをオーストリア帝国支配下時代に経験したわけですが、同時に科学技術の伝授、高等教育(ドイツ語でですが)など恩恵も受けて来ました。一方でユーゴスラビア建国を訴えていたセルビアはスラブ人である共通点はあっても、後進国的なネガティブなイメージもあったようでスロベニア人の間でも意見は別れました。戦争でオーストリア=ハンガリー帝国が崩壊後、選択肢がなくほぼ自動的にユーゴスラビアになったわけですが、結果およそ70年後に独立することとなったのでした。

30周年を記念して独立についての記事をかくぞ!

私は実はリュブリャナ大学でユーゴスラビアの歴史を勉強して、一応修士号を持っています。当時の卒論やレポートを読むと穴があったら入りたい気持ちになります。しかし、この記念イヤーに学びなおすつもりでスロベニアの独立までの過程をご説明できたらと思います。頑張ります!

今年の記念イヤーをどうスロベニアがお祝いするか、コロナウイルスのワクチン供給が進む中お伝えできたらと思います。

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