【Potica (ポティッツァ)】スロベニアの伝統的な焼き菓子

スロベニア料理

ポティッツァはスロベニアで家族が集う大切な祝日、イースターやクリスマスに食される、スロベニアの伝統的なスイーツです。

ポティッツァはスロベニアで少なくとも16世紀から食されており、最初ドライフルーツと蜂蜜をロールしたものを焼いたものから、時を経てクルミ、ヘーゼルナッツ、カボチャの種などが中身に入れられるようになりました。

そのバリエーションは幅広く、豚の脂肪分やお肉を巻いたしょっぱいポティッツァもあります。

長い歴史があるポティッツァ

このポティッツァに関しては、スロベニアの歴史上の有名人がとても関わっているのも面白いです。最初に文献に出てきたのは、スロベニア語の最初の本(スロベニア語の文法書や聖書)を執筆したプロテスタント派の牧師さん、プリモシュ・トゥルバル(Primož Trubar)さんの本に、ポヴィティッツァ(povitica)という言葉で出てきます。

リュブリャナ出身で歴史、民俗学、地理学、地学、生物学の知識を総合した百科事典を執筆したヤネス・ヴァイカルド・ヴァルヴァソル(Jenez Vajkard Varbasor)は最初にポティッツァのレシピを書きました。彼が書いた本は今でも当時のスロベニアを知るための最重要文献なのです。

長い間ポティッツァはレシピを改良されてきましたが、1799年にヴァレンティン・ヴォドニク(Valenin Vodnik)が書いた最初のスロベニア語の料理本には、ポティッツァは色々な中身のバリエーションがあるイーストを使って発酵させる生地を使うこと、という風に書かれているそうです。

このお菓子にかかわった人たちは、スロベニア国民なら誰でも知っている最重要人物なんです。イースターやクリスマスなどに食べられ、大事に扱われていた食べ物だったとわかります。

 

ポティッツアを試してみよう!


今現在、ポティッツァといえば粉状にしたクルミやケシの実をロールして焼いたものや蜂蜜で味をつけた、甘いものです。出来立てはしっとりとしていて素朴な味わいでついつい手が止まりません。お店でも売っていますが、実際丁寧に手作りするご家庭も多いです。

世界で似たようなスイーツがあり、またグローバルな世界でどこにいても世界各地のものが食べらる中、このポティッツァはスロベニアを代表するスイーツ、料理の一つです。

ぜひスロベニアで本場の味をお楽しみください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました