日本のゴールデンウィーク中、ガイドでありながら仕事を休みリラックスしてきた筆者です(笑)コロナ中は旅行を完全に楽しめる状態ではなかったのですが2023年、ヨーロッパはマスクなし距離無しの本当にコロナ以前と同じ感覚で旅行を楽しめております。筆者も非常に久しぶりのお隣クロアチアへいって羽を伸ばしてまいりました。
行ってきた場所はウマグという場所で、スロベニア人ならだれでも知っている、または小さいころに1度は来たことのある場所です。筆者は11年以上スロベニアに住んでいながら、ここに行ったのは初めてでした。しかしとっても近く、国境検査がなくなった今はより行きやすかったなとポジティブな感想があったのでぜひここで紹介したいと思います。
ウマグについて
ウマグはイストリア半島という場所にあり、海のすぐ近くにある町です。このウマグは長い間リゾート地としてそしてスロベニア人が休みを過ごす場所として有名だそうで街一帯が大きな観光ビジネスで成り立っているような雰囲気でした。
ラグジュアリーなホテルが立ち並んでいるというよりは、宿泊用のアパート、家、庶民的なホテルなど家族連れ、団体旅行で使用できるような宿泊施設がたくさんでした。個人的には本当に家族づれ、子供たちが多くウマグを訪れていると思いました。ニーズがそうなっているからなのか海岸のそばにたくさんの公園、遊具が設置されていて、子供たちも楽しそうでしたし、家族にとってもとても過ごしやすい印象でした。
また駐車場にはクロアチアよりもスロベニアの車がたくさん駐車されていて、中には自転車を持ってきている人も多く、海の周りをサイクリングしている人も!アクティブな休日を楽しむスロベニア人らしさ前回の光景を何度も目にしました。
もっと暖かくなったら海で泳ぐのもよしですし、早朝や夕暮れ時に散歩するのも最高だと思います。
スロベニア一般人の休暇の様子
ここに来る人たちは、格段上のラグジュアリーな休暇を楽しむよりは、もっとお手軽に休みを楽しむ目的があります。筆者は家族と友人たちと宿泊したステラマリスという施設を利用したのですが、ここではアパートや家が宿泊地となり、普通の家のようにキッチンがあります。したがってスーパーで必要なものを買ってきて食事を準備して、たまにレストランで食べるというスタイル。
ウマグから出ることはなく、海で遊んだり公園をぶらぶらしたり、旧市街を散策したり、お昼寝をしたり、何もしない休日を過ごします(笑)
この何もしない休日って脳が放電される間隔で、あれもしなきゃ、これも見なきゃといったせかされる感じまたは興奮状態がオフになり本当にリラックスできます。自分の家にいてもだらだらできるのですが、罪悪感が出たり(笑)掃除しよとか洗濯しよとかなってしまうのですが、こういう場所だとしっかりリラックスできるのが素晴らしい。こういう場所にいると、いろいろなアイデアとか考え事の答えやヒントがポンと浮かんだり、個人的にいろいろな収穫がありました!
ウマグの旧市街
ウマグの旧市街はとーってもコンパクト。率直にいえば小さすぎる(笑)街の中心にある教会、その周辺を取り囲むカフェ、市場、小さなショッピングコーナーといった感じ。でも写真映えするきれいな場所です。
筆者は車移動でしたが、駐車場を見つけるのが本当に大変でした。あってもここの人たちの駐車スキルがすごくて、絶対ぶつけるぞって程の縦列駐車だったりなので、危ない。。でもやはり車移動は便利ですね。
最後に
今回、クロアチアがシェンゲン協定に入り、ユーロ導入後初めてプライベートで旅行したわけですが、値段が高い!と率直に驚きました。市内のビール一杯が4€から、コーヒーも2,5€だったりと、リュブリャナ同じまたは少し高いのでは?と思ってしまいました。しかしながら、イストリア半島はクロアチアの観光名所が立ち並ぶダルマチア地方よりも裕福な場所だそうで、地元の人でも一週間のバケーションを過ごすには「高くなっている」場所なのだそうです。しかし、スロベニア人がたくさん行くということはそこまでバカ高くはないという証拠です。それにどこも海沿いのまちは比較的価格は高くなるもの。
それに年に何回も家族やお友達がそろってお休みが取れるあるわけではありません。家族や友達とゆっくり楽しく過ごせたことに感謝ですし、楽しかったことに間違いはなし!
しっかり充電できましたので、2023年度もしっかりガイド、翻訳、ライター、コーディネーターとして取り組みたいと思います。よろしくお願いいたします!
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