スロベニアは1日の豪雨で、国土の3分の2が洪水被害を受けました。その被害はスロベニア歴史上最大の自然災害といえるほどでした。
道路や浸水したお家は砂、砂利、泥、川にあるごみやがれきが流れごみ、果てしない清掃活動を強いられています。また氾濫した川の水が土壌を削り土砂崩れ被害はもちろん、土壌自体が家ごと崩れてしまうなど、多くの方々が身体的、物質的、精神的被害を受けました。被害総額は5億2000万€以上となっています。
洪水の経過
8月3日から4日にかけての豪雨で、たった1日の間に洪水被害が相次ぎました。
8月3日はリュブリャナは日中は晴れで、元気に息子を外で遊ばせておりましたが、夜からまさに窓をたたきつけるほどの雨が降り出しました。午前中は晴れましたが、リュブリャナ旧市街をながれるリュブリャニッツァ川はまっ茶色になっていて流れも速くなり、午後には大雨となり前にも述べた通り、スロベニアの3分の2が水に浸る、洪水被害をうけました。
4日には168の消防隊が1000件以上の救助の動き出しました。シュコフィヤロカやブレッド、ボヒンなど北西部の天気が落ち着いたと思ったら、北東部のムラ川周辺の天気が荒れ始めました。天気は8月6日から天気は落ち着き、徐々に気温も上がったのですがとにかくものすごいスピードで多くの方がダメージを受けることとなってしまいました。
連結するスロベニア
しかしながら、スロベニアでは多くのボランティアの方々が相談役を買って出たり、救助活動、清掃活動、寄付活動を早々に買って出て少しでも早い回復、復興に努めております。
8月15日は祝日なのですが、連帯の日として8月14日も祝日となりました。集中して被害を受けた地域のインフラを整えたりするなど、国を挙げて支援をしています。
ガイド仲間フリーガイドを企画しました!その名の通り、無料ですが参加条件として赤十字やその他の団体への10€の寄付が条件となっています。
SNSを通して個人、団体が支援を呼び掛けています。私の家族もわずかながら寄付しました。
地震、津波、火山爆発、洪水といった自然災害ばかりは本当に防ぎようがないものです。しかし、一刻も早い復興を目指し頑張ります。
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