スロベニアで日常的に食べられているものは何?
これを知りたい方は是非リュブリャナの青空市場へ行きましょう。ここはリュブリャナの台所といっても過言ではなく、食品、生活雑貨、花や野菜の苗、もちろん飾る用の花も販売していて地元の人も利用している市場です。特に春から秋にかけては本当に鮮やか。
市場の構造
基本的には匂いがきついものは屋内、新鮮なものは屋外で売るように設計されています。よくガイドブックなどで見られる市場はヴォドニク広場の屋外市場ですが、ポガチャル広場も屋外市場の一角がありますし、実は屋内の市場もあるんですよ。
屋内の市場は『Pokritna tržnica』と言われて、二つに別れています。ポガチャル広場とヴォドニク広場をつなぐ部分とリュブリャナ川に沿って立てられた、とても市場には見えない美しい列柱づくりの建物になります。
屋内で売られているもの
屋内では、チーズ、サラミなどのドライミート、ドライフルーツ、新鮮な生肉、ラード、パン、乳製品などが販売されています。列柱づくりの場所では他に魚も販売しています。列柱づくりの部分ではテラス席を空けてレストラン、カフェが併設されていて、「ザ・地元」の人が朝から集っています。
屋外で売られているもの
屋外では、野菜、果物、花、花や野菜の苗、洋服、手作りの木工製品、かごなどが売られています。一番季節感を感じられるスペースです。
リュブリャナ周辺の農家の方が販売している野菜は本当ーに味が全然違います。一般的に食べられている野菜のほか、紫色の芋(サツマイモとは違います)やスイートポテトなど変わった野菜を提供している方もいて農家の方の努力には頭が下がります。
サラダ用の野菜に迷っていると、これとそれをミックスしてあげるよと気軽にカスタマイズしてくれたり、親切でぼったくりもないのも嬉しいです。
スーパーで買ってしまう普段使いの野菜は輸入品がほとんど。改めて市場の利用を考えてしまいます。
ガイドのおすすめ♪
私個人的に買って見て欲しいと思うのは、野菜、そしてパンです。
野菜はとにかく新鮮なので、もしキッチンがあるアパルトマに宿泊している方がいたら是非味わって欲しいです。スーパーの野菜に比べたら割高ですが、値段の価値があります。
トマト一つとってもソース用、サラダ用、大きさから種類が豊富。またサラダに使う葉物野菜も種類が豊富で新鮮でとにかく美味しいのでお勧めです。
スロベニアのパンはあまり知られない形、味のものが多いですが実は日本の方はこれが大好き。とうもころしの粉でできたパンだったり、そばのみのもの、黒い小麦粉でできたものなど種類もすごいんです。これは屋内市場で購入できますのでぜひ試して見てください。
営業時間
屋外市場:月曜日〜金曜日(6:00~18:00)土曜日(6:00~16:00)冬は月曜日〜土曜日(6:00~16:00)
屋内市場:月曜日〜金曜日(7:00~16:00)土曜日(7:00~14:00)
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